つい先日までの暑さが嘘のように、
急に季節が変わってしまって身体が付いていけずにいます。
今日はなんと12月の気温だそうです。
12月といえばコートの季節ですね。
10/28まで開催中のplateau4回目の作品展「ゆるりとピリリと」から
定番デザインのコート「ジル」のご紹介です。
ボタンのない、すっきりとしたローブ型のコート。
そのまま羽織ったり、付属の紐でウエストマークしても。
共布の他に革紐も付属しています。
この革紐がタイトルの「ピリリ」の部分ですね。
気分によって共布と革とを使い分けたり、
画像のように2本合わせて使っても面白いと思います。
カラーは2色。
ブラウンはシェットランドウール100%。
ざっくりとしたヘリンボーン織がマニッシュで大人っぽい印象です。
グレーはシェットランドウール10%入りのリネンウール。
ブラウンに比べると滑らかな生地感です。
ブルーグレーに近い品の良いグレー。
色の濃淡が生地の表情に深みと奥行きをプラスしています。
どちらも手洗い可能です。
洗うことで繊維が絡み合い、目が詰まってくることで
徐々に保温性も高まります。
最近は薄手のコートが主流ですね。
真冬はどうすればよいの?というお声をいただきますが
薄手のダウンベストやウールの大判ストールと重ねたり、
リネンのローブコートをライナー代わりに重ねるのもひとつの方法。
むしろ、重くて分厚いコートをどかんと1枚で着るよりも
薄物を重ねることで温度調節がしやすいという利点もありそうです。
生活の時間帯にもよると思いますが、自由な発想で
ライフスタイルに合わせて工夫してみてはいかがでしょうか。
他にもmakiさんの今の気持ちに響いた生地を使って
ワンピースやパンツなどを仕立ててくださっています。
同じデザインでも素材はいろいろ。
洗うほどに表情が変化していく素材があったり、
ナチュラル服の概念を超える生地があったり
異素材をプラスしたり、敢えてラフな部分を残してあったり、
見慣れたデザインも新鮮に感じます。
固定概念に囚われず、自由な発想で楽しんでいただけたらと思います。
今回も展示即売品のみとなります(受注制作品はございません)。
一点モノもありますし、
同じデザインを複数枚ご用意くださっているものもございます。
いずれも店頭在庫限りで再入荷はありませんので
お洋服との一期一会を楽しんでいただけたらと思います。
そして、ひとつひとつのデザインに名前が付いているのも
作品を通して、作り手の想いも感じていただけたらうれしいです。
日々変化し続けているplateau。
作り手の今一瞬の心模様と
溢れる思いのひとひらを
掌にそっとうけとめていただけたら
しあわせです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
++++++++++++++++++++++
Plateau
EXHIBITION~ゆるりとピリリと
会期:2017年10月17日(火)~10月28日(土)
いつもはしなやかで、ゆらりとしていたい。
ときに、ドライでスパイシーな刺戟もほしい。
そんな矛盾した気持ちによりそう服。
例えば、やわらかいウールに、硬くて冷たい金属のアクセントを。
例えば、やさしいリネンに、辛口なレザーのワンポイントを。
ゆるりとピリリと。
+++++++++++++++++++