2018年 07月 13日 ( 1 )

ヒトリゴト

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愛媛県大洲市にあるSa-Rahでは、肘川の氾濫による被害で
お洋服の一部を保管していた倉庫が水没してしまったそうですが、
オーナーも店舗もご自宅もスタッフの方々もご無事で、
昨日から営業を再開されたようです。
こちらからの連絡は控えておりますのでSNSからの情報ですが
ご心配くださる方が多いので記しておきます。

自然災害の被害をニュースで目にするたびに思い出すのは東日本大震災の時のこと。
UTOKUは地震の被害こそありませんでしたが、
ガソリン不足と日に数時間しか電力が供給されない「計画停電」という事態に、
冷蔵庫はもちろんのことオーブンも使えず、
電力供給される時間帯にパン生地の発酵が終わるよう逆算して仕込みをし、
1日の大半を費やしてパンを焼き、
やっとの思いで店を開けても人が来ないという日々が長く続きました。
家賃は発生するのに売り上げはなく、
地震や津波の被害にあわれた方々を思うと
苦しくても苦しいという言葉を発することも憚られ、
先の見えない不安に押しつぶされそうでした。
あの時に一番恐ろしかったのは経済活動の低迷。
誰もが必死だったあの時に店に足を運んでくださった方々や
パンのご注文をくださった方々のお顔は一生忘れることはないでしょう。
そんなことを思い出していましたら
「買うことが応援になるかもしれないですよね」と
Sa-Rahのお洋服を手に取ってくださったお客様。
思いが通じたような気がしてうれしかったです。

こんなことを長々と書くには理由があって、
つい先日、別の自然災害で被災された方に物流の回復を待って
お見舞いの品をお送りしたところ、数日後にお礼のお品が届くという
大失態を犯したばかりだからです。
一方的な押し付けは相手の方に気を遣わせてしまいますが
製品を買うという行為であれば対等です。
いつもどおりの暮らしの中でできることもあると信じて
本日も正午より営業しております。

Je suisの個展”White and Blue”は明日が最終日です。
ご来店を心よりお待ちしております。



















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by cafe-utoku | 2018-07-13 12:13 | 日々

町田市にある、お洋服やアクセサリーなど「作り手の顔が見えるモノ」を扱う小さなお店。 流行にとらわれず、一緒に年齢を重ねていける自然素材のお洋服を中心にご紹介しております。

by utoku