インド洋に浮かぶ真珠スリランカの小さな町にあるアトリエで、5人の縫製チームと3人の草木染チームで構成するファクトリーブランドLAILAH(ライラ)は、ランチョンマットのような四角いものから約10年かけて縫製技術を磨き、分業せずにひとり1着を仕上げる服作りは、人の顔がひとりずつ違うように、ひとつひとつの服に個性があって、同じデザインであっても全く違う表情を見せてくれます。
草木染の布は1着分ずつアーユルヴェーダの薬草を煮出した大きな鍋で何度も色を重ねて手染めしたもの。
すべてが手作業のため1日に染められるのはたった2着分。
1着分ずつ染料を作るので同じ色には染められず、色との出会いもまた一期一会です。