
今日は定休日ですが入荷のお知らせを。
1/26まで開催中の「yohakuの服、坂由香里の藍染の服」に
yohakuから新作「もちもちニット」が届きました。
わずかに残る日本のニット工場の1つ、
秋田県六郷町にある「六郷プラニング」で編んでもらった
yohaku恒例の残糸を使ったオリジナルニット。
1色の糸では1枚のニットを編むことができない、
工場で半端に余っている糸を組み合わせて作っているので
複雑な色味が他にはない魅力となっています。
モチモチとしたボリュームのある編み目は、
畔編みと呼ばれる表目と裏目を交互に編む技法によるもの。
太糸で編んだざっくり肉厚な見た目に反して軽いのが特長で、
女性でも着やすい1枚となっています。
5色展開で男女兼用4サイズありますので、
ご自身の体型や着こなしに合わせてお選びいただけます。
ぜひ店頭で着心地を体感してみてくださいね。
もちもちニットは人を思う気持ちから生まれたようです。
誕生秘話は下記をご覧ください。
【yohaku渡辺社長のひとりごと/もちもちニット編】
この間、秋田のニット工場に行った時、
11.12月は閑散期だから何か作らないかと言われたそうです。
冬のピークはニットの生産が減ります。
ならば、残糸を使って商品を作りましょう。
工場救済作戦だ!
そこで、あの去年の残糸まだありますかね?と、
確認の電話をしてくれたら、
まだ残っているとのこと。
ならば、それで作りましょう。
大量の残糸+閑散期の工場。
これが重なった時の生産量は恐ろしい程の量ができる。
やばい、工場救済どころではなく渡辺救済して下さいに変わった。
とりあえず第一回モチモチニットです。
まだ残糸は残っているけれど、
まずはモチモチを売らねば私の資金が尽きる。
あーーなんてこった。
今年一年上手に資金繰りができたと思ったのに
資金繰りが急ピンチになりそうだヘルプミー。
いやネガティブになってる場合ではない!!
このニットモチモチしてます畔編みという編み方をしているので、
軽くてモチモチ暖かニットになっています。
3ゲージという編み機で糸を双糸加工をした太くした糸で編んでいるので、
ザックリ肉厚になっています。
私はチクチクが苦手なので、
今回、首が当たらないように襟ぐりを広げたデザインになっています。
サイズは4サイズ色数は5色あります。
最後になりましたが、今回値段は12000円+税。
本当は21000円。
なぜなら、早くお金にしたいからです!
いや!違う!
モチモチ暖かいですよ〜
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UTOKUでyohakuの服と坂さんの藍染の服を
ご覧いただけるのは会期中のみとなります。
この機会にお試しいただけましたら幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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yohakuの服、坂由香里の藍染の服
会期:2019年1月9日(水)~1月26日(土)
※日曜・月曜定休
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”よい服”を、あなたへ
服を作って、20年。
作り続けてきたからこそ、思うことがあります。
よい服って、何だろう。
品質・値段・素材・産地・生産背景・・・・
どれも、後付けの理由でしかありません。
よい服
それは
つい、手に取ってしまう服では、ないだろうか。
朝起きて、今日着る服を選ぶ時、
アレコレと考える前に”ふと”手がのびる服。
無意識に、身体が、心が、選ぶ服。
それが、他の誰でもない
”自分”にとっての よい服 だと思う。
作り方、デザイン、素材、産地、生産背景etc...
自分たちが思いつく限りの”最善”を尽くして
yohakuは、これまでもこれからも
あなたにとっての”よい服”を作り続けていきます。
yohaku
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*坂 由香里*略歴
大学卒業後、徳島県の古庄染工場にて天然灰汁発酵建ての勉強をする。2012年より「sayu」としての活動をはじめ、
現在は自宅に作業場を構え、子育てをしながら活動中。
2014年11月にUTOKUにて個展「藍色日和」を開催。